高齢になっても、障害があっても楽しみを持って生き生きと暮らしたいと思います。
趣味として旅行に出かける人が多いですが、それを諦める人が多くいるのも事実です。
旅行は、国内であれ、国外であれ自分の経験になり、貴重な思い出として残るのでとても有意義なものだと思います。
この記事が、旅行に行きたいけれど行くことをためらう人の背中を押せるきっかけになればと思います。
介護保険で旅行はできないのか
結論から言いますと、介護保険では旅行に行くための支援はしてくれません。
訪問介護というサービスがありますが、これは日常の生活をサポートするためであり、『旅行』はこれに該当しないためです。
仮に、利用している訪問介護のヘルパーさんに旅行に同行してもらうことを強く希望したとしても、介護保険の対象外になるため、全額自己負担になるでしょう。
また、介護ヘルパーは日常的な生活支援のプロであっても、旅行に関する知識は必要ありませんので、現実的に考えるとサービスを受ける側、サービスを提供する側、双方にメリットはなく高リスクになります。
そんなときに役に立つのが、トラベルヘルパーです。
トラベルヘルパーの役割
トラベルヘルパーは、
■介護技術
■旅の業務知識
の2点をそなえた『外出支援』の専門家です。
高齢者など、身体に不自由のある人や、健康に不安がある人の希望に応じて、身近な外出から介護旅行の相談まで、暮らしの外出に関わるすべての支援サービスを行ってくれます。
介護旅行は、季節や天候など変化する旅先の環境に応じたサービスであり、担当するトラベルヘルパーは、ご本人の体調とともに旅先での臨機応変な判断ができます。
介護旅行の普及を通して旅が安全で楽しい人生の思い出をつくり、QOL(人生の質)を向上させるものとして役立つよう、地域で「あなたのまちのトラベルヘルパー」を目指しています。
また、旅をテーマに交流による介護予防(認知症予防)などのヘルスケアプログラムも実施しています。
高齢の方が感じる外出への「不安」「戸惑い」「周囲への気がね」は、トラベルヘルパーが一緒なら大丈夫な場合が多いです。
トラベルヘルパーの専門性
トラベルヘルパーという国家資格はなく、民間資格として存在します。

旅行は、安全に安心して行きたいと考えるのは、だれもが同じではないかと思います。
一定の知識のあるトラベルヘルパーは、利用者様に頼られる存在であり、外出支援や、旅のガイドをし寄り添うなかで、様々な思い出や感動に立ち会ってくれます。
高齢になり、身体が不自由になったり障害があったりしても、今まで抱いていた「旅行に行きたい」という夢や念願を叶えてくれるのです。
資格は『日本トラベルヘルパー協会』が運営・発行しており、「3級」「準2級」「2級」「1級」があります。
例えば3級であれば、身近な人のを外出に連れて行ってあげるための介護旅行の基本知識があります。
1級にもなれば、さらに知識や技術のある人たちが支援してくれることになり、なかには『介護福祉士』や『看護師』の資格を所有している人もいます。
トラベルヘルパーを依頼できるサービス
トラベルヘルパーを依頼できるサービスを2つご紹介します。
アエルズ
外出支援の専門家である「トラベルヘルパー」に、日々のお出かけやちょっとしたお手伝いを依頼できるのが特徴です。
スマホで簡単に依頼することができます。

アエルズの料金
利用登録料・月額利用料は0円で、1時間2,000円から利用することができます。
【基本利用料
介助あり 1時間 3,000円
介助なし 1時間 2,000円
+
【オプション料金】
サービス内容により
必要になる場合
+
【手数料】
基本利用料+オプション料金
の5.5%(税込)
+
【交通費】
集合場所までの
交通費の実費
アエルズのトラベルヘルパー利用料金は、基本利用料+オプション料金+交通費の合計金額になります。
先ほども解説しましたが、入会金、年会費/月会費は不要です。
支払方法
アエルズは事前にサービス内容を決め、代金を決済します。
サービス提供が完了するまでアエルズ側で代金をお預かりいたしますので、サービスを提供したのに代金を受け取れないことや、サービスがキャンセルになったのに返金されないといった問題は発生しない仕組みになっています。
クレジットカードか銀行振込払いができます。
あ・える倶楽部
1991年の創業以来、トラベルヘルパーの育成や介護旅行・外出サービス等を行ってきています。
あ・える倶楽部の介護旅行やトラベルヘルパーサービスの提供、人材育成(受託)、業務提携などを行っています。
利用者にとっても、家族にとっても、現場でサービスを提供するトラベルヘルパーにとっても、「安心」が一番という考えを強く持っています。
安心をクリアしないと、利用者は外へ行く勇気も持てないし、ご家族も不安だと思いますので、トラベルヘルパーも現場でサービスを提供するのが難しいのです。
利用方法
旅行の手配をするにあたり、
■本人の身体状況
■参加される家族等の構成や都合
■移動手段
■行先や目的など
利用者によって、状況が異なりますので、それらをヒアリングしてもらいます。
現地情報と最新情報を把握した上で、必要であれば専門家のアドバイスを受け、本人やご家族のご意向を伺いながら、それぞれにとっての最善策をご提案してくれます。
サービスの内容と料金
あ・える倶楽部での具体的なサービス内容を解説します。
①トラベルヘルパーサービス
②介護旅行の企画、手配やサービス
③介護旅行、外出中のもしもの時について万全なバックアップ
利用者が選択できるのは、
「①トラベルヘルパーサービス」のみ、「①と②の両方(トラベルヘルパー付介護旅行(お出かけ)」のいずれかです。
③に関しては、①②のトラベルヘルパー利用時に必ず保険にご加入する必要があります。
旅行やお出かけの企画、手配も依頼する場合は、手配担当トラベルヘルパーが、相談しながら進めてくれます。

旅行にリスクはつきもの??
旅行をとても楽しいことですが、その一方でリスク等も必ず付いてきます。
例えば、健常者の人が車で旅行に行くとしても、交通事故のリスクがあり多くの人が任意保険を掛けているでしょう。
トラベルヘルパーを活用しても、リスク等は付きものであることは理解しておきましょう。
例えば・・・あってはならないのですが・・・
◇ 交通事故
◇ 乗り物酔い
◇ 転倒や転落・滑落
◇ 貴重品の紛失
◇ 他社とのトラブル
◇ 自然災害
◇ 事故による交通規制
ちょっと考えたでけで、これだけあります。
勿論、トラベルヘルパーはその道のプロですが、全てのものの安全を完璧に保障してくれるものではありません。
上記のような、可能性を踏まえて相談することをお勧めします。

